中国語と英語

「英語話者に対する言語習得難易度表:日本語は最高難度」
カテゴリーIII: 英語のネイティブスピーカーにとって極めて困難な言語 : 88週(2200時間の授業)
アラビア語, 広東語, 北京語, 日本語, 韓国語
http://d.hatena.ne.jp/LM-7/20090919/1253362856

正確なところは分からないが、おそらく
i)言語Aのネイティブが言語Bを習得するのにかかる時間と、言語Bのネイティブが言語Aを習得するのにかかる時間はほぼ同じ。
ii)広東語/北京語/日本語/韓国語は互いに似通っており、習得するのに必要な時間は短い。
上の二つを仮定すると、「中国語と英語の二つを国際公用語とすべき」と言う結論に至る。
優秀なアジア人全員に4000時間かけて(授業時間が2200時間であって、自習時間もあわせると4000時間)英語を習得させるのは、やはり人材リソースの無駄である。しかし、各国の人間が自国語しか喋れないとすると、コミュニケーションのコストが高くつく。
その間をとって、いくつかの言語を国際語として採用し、各人が自分のネイティブに最も近い言語を習得するのが最も経済的であるが、そのとき国際語の数と種類が問題となる。
ここで、21世紀前半が欧米とアジアの時代であることを踏まえると、双方の中心であるアメリカ/イギリス及び中国/シンガポール公用語である英語と中国語とを国際語として採用するのが、近似的には最良であると思われる。したがって、上記の結論に至る。