免許を取ってはいけない10の理由

前ブログよりサルベージ。

そういえば最近車乗ってないなぁ。

免許を取ってはいけない10の理由(10 Reasons You Should Never Get A Driver's License )

1、ポスト・モータリゼーションの進行
人類が車に乗り続けている限り、環境問題は絶対に解決しない。車は(いつのまにか悪の親玉に仕立て上げられた)二酸化炭素だけでなく、多量の窒素酸化物及び硫化物を大気中に放出し、様々な問題を引き起こしている。また、車の走行には多量のエネルギーが必要であり、石油の枯渇が危惧される現代において、もはやその為の余裕はない。

2、ガソリン高騰
昨今の原油高の影響で、ガソリンの値段が非常に高く、車に乗るのは高コストである。

3、ステータスシンボルからの凋落
かつて車はステータスシンボルであり、彼女をデートに誘うのに車は必須だったらしい。しかし今では価値観の多様化、昭和的価値観の凋落の受けて、マイカーは既に魅力的なものでなくなっている。

4、操作性の向上
最近縦列駐車も簡単にできるという「アラウンド・ビュー・モニター」を搭載した車が売り出されたり、前の車との車間距離を判断して自動的にブレーキをかけるシステムが開発されたりなど、全自動運転の実現に着実に近づいている。今更難しい操作技術を身につける必要はない。

5、免許取得の手間
現在普通自動車免許を日本で取得するのに、30万円/70時間程度かかる。100時間あれば、語学や楽器、スポーツでさえ一通り身に付けることが可能であり、貴重な時間と金の浪費に他ならない。

6、都市化
都市部では駐車場は非常に高価であり、また公共交通施設が充実しているから、特に一人暮らしの場合、車を持つことはコストパフォーマンスが非常に悪い。

7、免許書のIC化
免許書の身分証明書としての価値は依然高く、パスポートと違い現住所が書かれていて、しかも学生証などと異なり妙な個人情報を含んでいないので、非常に便利である。しかし、最近では免許書のIC化に伴い住所などの個人情報がICチップに記録されるようになり、特殊な機器を用いないと住所を読み出せないので、身分証として有用性は下がりつつある。

8、交通事故の多発
近年では減少傾向にあるものの毎年1万人近くが交通事故でなくなっている。そもそも、高速で走る車を制御することは人間の本来の処理能力の限界を超えた仕事であり、事故は不可避である。車がもたらしたものは確かに大きいかもしれないが、命をかける価値はない。

9、権力との接触
嫌味ばかり言ってくる教習官(これはk○yamaに限った話かもしれない)、トイレに抜けることさえ許されぬ講義、刑事ドラマの中にしか存在しないと思っていたハゲの恐ろしい試験官によるテスト、そして免許を取れば今度は駐車違反の取り締まりとの戦いである。ここまで権力に迎合する意味はない。

10、歩いた方が速い
都市部の渋滞を眺めていると本当にそう思うし、渋滞の中タクシーを飛び降りて走り出す人も存在する。また、以前初台から渋谷に向かうバスに乗ったとき、渋谷の一つ手前で周りの乗客が全員降りたので何事かと思ったら、そこから駅までの500mにバスは20分かかった。歩いた方が速いのである。「ブリキの王国」というドラえもんの映画においてテクノロジーの進歩に伴い歩くのを辞め、その結果圧倒的体力不足のためロボットの暴走を止められなかった人類が出てくるが、「歩くのをやめてはならない」というのは無限に近いドラえもんの教訓の中でも、もっとも大切なものの一つであると思う。