デフレTSUTAYA

TSUTAYAのDVDレンタル量が安くなった。

渋谷TSUTAYA:旧作420円→290円(税込)
準新作520円→390円(税込)
新宿TSUTAYA:旧作420円→290円(税込)
準新作520円→390円(税込)

デフレの影響か、あるいはDVD decrypterの普及によるものか・・・

でもTSUTAYAと言えば、

私には二十代、三十代の「フツー」の男子が何を考え、欲望しているのかが、どうしても分からない。進学でも就職でもつまずくことなく、そこそこ上手くやれている、やがてその嗜好や価値観が日本社会のメインストリームとして位置づけられていくはずの男性たちが、いつ、どこで、何に身をやつしているのか、全然分からないのである。
(中略)
二十代三十代「フツー」男子は、ラーメン屋、牛丼屋、コンビニ、ツタヤ以外のどこに足を運び、何を望み、忌避しているのか。

「街場の現代思想」解説より

とあるように、"二十代三十代「フツー」男子"が金を落とす数少ない場所の一つであり、その意味でデフレとは無縁なはず。


改めて引用してみると、やはり上の問題提起は興味深い。

ロフト、メンズパルコ、ジュンク堂あたりでも彼らを良く見かける。でも他は?

自分の周りの人間を見ても、正直彼らが普段どう生きてるのかよく分からないし、その問いを自らに向けたところで何かまともな受け答えが出来る気がしない。

でも、大量消費社会の中心付近で不穏な動きが起こっているのは確かなような・・・