2009-09-01 「限りなく透明に近いブルー」 book 講談社文庫の新装版で買ったんだが、表紙はあれでいいのだろうか。「限りなく透明に近いブルー」は主体的に認識される色ではなく、眼に突き刺さる光を無理矢理に言葉にしたものだから、RGBでは表現できないはず。「変身」の表紙を編集者が虫の絵にしようとして、カフカが慌てて止めたって話があったけど、村上龍は止めなかったんだろうか。