「移民」政策

金融日記より

僕は六本木界隈に住んでいますから、正直なんで移民をどんどん受け入れることに抵抗がある人がいるのかさっぱり分かりません。
この辺はすでに完全な移民都市です。
道を歩いていると3分の1ぐらいがすでに外国人のような気がします。
それで問題が起こるかと言うと全く問題ありません。
エリート・ビジネスマンの外国人もいっぱいいますけど、コンビニの夜間の店員の中国人もいっぱいいます。
みんな一生懸命にこの地で生活しています。


小さく効率的な政府を作って、日本の構造改革をして、これからの少子高齢化社会を生き抜こうと言う考えはやっぱり無理だと思います。
なぜならそんな明白なことはもうずっと昔から分かっていたのに、まったく実行されなかったからです。
デブの人に向って「摂取カロリーを押させて適度な運動をすればスリムになりますよ」と言うようなものです。
怠け者の浪人生に「1日15時間勉強したら東大に入れますよ」と言うようなものです。
確かにそれは完全に正しいことかもしれませんが、絶対に実行されることはないのです。

効率を上げることが不可能なら、働いて税金を納めてくれる若い移民をいっぱい受け入れるしかないじゃないですか。
それに日本の周りのアジアの国々は逆に若い人がいっぱいあまっているわけですから。

僕は移民政策が早く実行されることを望んでいますが、その可能性は低そうですね。
まあ、だらだらと衰退して、税金がどんどん高くなって、福祉がどんどん削減されていくのがメインシナリオじゃないでしょうか。
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51521444.html

それで、この記事の米欄見てる限り、やっぱり移民政策を民主的にやるのは無理っぽい。

じゃあ逆に高齢者を海外に送ることは出来ないんだろうか。
日本では一昔前の技術でも、アジアの内陸部とかアフリカとかならまだまだ重宝されそうだし。

YouTubeの米欄とか見てると、「マンガとアニメの国」日本に移住したいという若者は結構いるみたいだけど、アフリカにベアリング製造技術を伝えたい老人なんて聞いたこともないから、こっちの方がよっぽど無理な政策だというのはわかってるけど。

でも、福祉水準が下がっていって日本に居座るメリットが減ってけば、あとは情に訴えてうまくインセンティブを持たせれば、案外行けるんじゃないかな。

その頃にはアフリカも日本の援助なんか必要としてないなんてオチになるかもしれないけど・・・