人類という集合に切れ目を入れて、２つに分けようという試みは何度もなされてきたし、それは一面的でありながら、多くの現実を説明してきた。
ここで僕が想起しているのは、階級闘争だとかオリエンタリズムだとか、レッドパージみたいな話。
現在先進国で共通して起きてる一連の社会変動も、そうした安易な二項対立で説明できるというのは、いろんなところで言われていると思うんだけど、それは今までに無く危険な断裂線かもしれない。
"human"が"dancer"に変異していくことは多分止められなくて、むしろ悲しみの源泉は"dancer"になりきれないところにあるんだけど、なんだか全力で抵抗しなくちゃいけない気がする。
