地方参政権

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51490421.html

いままでネトウヨが反対してるのは、国政の参政権だけだと思ってたけど、地方参政権へも断固反対らしい。

確かに、「国籍 = 参政権」というのが国民国家の前提というか、現代的に言えば国民国家の限界なわけで、国家がただのパスポート発行所に成り下がるまでは、外国人に国政への参政権を与えることはできない。

でも、地方参政権に関しては納税者の権利であって、最高裁も認めてる。

我が国に在留する外国人のうちでも永住者等であってその居住する区域の地方公共団体と特段に緊密な関係を持つに至ったと認められるものについて、その意思を日常生活に密接な関連を有する地方公共団体の公共的事務の処理に反映させるべく、法律をもって、地方公共団体の長、その議会の議員等に対する選挙権を付与する措置を講ずることは、憲法上禁止されているものではないと解するのが相当である。

最高裁(第三小法廷)平成07年02月28日判決

それを今更強固に反対するのはただのヒステリーでしかなく、できれば個人の妄想の範囲内にとどめておいて欲しい。